名古屋工業大学・小野克彦研究室では、有機分子を設計・合成し、有機パイ電子系に基づく新たな機能を開発します。現在注目している分野は、有機半導体や有機太陽電池といった有機エレクトロニクスおよび超分子ナノチューブに関する研究です。これらの研究を推進して、スマートエネルギー社会の実現を目指します。

研究室ニュース

エフエム愛知の「中電シーティーアイ Welcome Generation」に出演しました (2022-04-07)

エフエム愛知の「中電シーティーアイ Welcome Generation」に小野研メンバーが出演しました。 このラジオは、パーソナリティの重田優平さんが中部エリアの大学に訪問して、 情報や工学の分野を中心に研究を行い、 […]

新メンバー3名が小野研に配属されました (2022-04-01)

2022年度のメンバーとして、4年生3名が小野研究室に配属され合計10名となりました。 中野賢信くん、藤野一真くん、渡邉晃毅くんです。 また、許くんは中国で渡日のため待機中です。 今年度は1号館改修のため、仮移転先(2号 […]

2021年度卒業論文発表会が開催されました (2022-03-01)

2021年2月28日に2021年度卒業論文発表会が開催されました。当研究室からは、荒谷 優登 君、小島 杏介 君、小林 寛法 君が発表しました。3名とも本学の修士課程に進学するため、今後のさらなる発展が楽しみです。 &n […]

小野研究室の論文がChem. Asian J.誌のCover Featureに選ばれました (2022-02-01)

小野研究室の論文がChem. Asian J.誌のCover Featureに選ばれ、2022年17巻3号に掲載されました。Link “Synthesis and n-Type Semiconducting Proper […]

第31回基礎有機化学討論会 (2021-09-23)

小嶋洋平君が第31回基礎有機化学討論会でポスター発表を行いました。 キナクリドンやキナクリドンキノンは赤色および黄色の固体であり、溶解度の低さから顔料として主に研究が行われて来ました。小嶋君はキナクリドン類の機能開発を目 […]

研究紹介

研究報告

小野研究室の論文がChem. Asian J.誌のCover Featureに選ばれました。2022年17巻3号に掲載されます。Link

“Synthesis and n-Type Semiconducting Properties of Bis(dioxaborin) Compounds Containing a π-Extended 2,2′-Bithiophene Structure”
Y. Kojima, S. Sugiura, K. Suzuki, Y. Yisilamu, and K. Ono Chem. Asian J. 2022, 17, on line. Link

結晶構造を見ていると、まるで美術館にいるかのように錯覚します。分子は自己組織化されて美しい結晶構造を形成します。我々は、本論文で2,2′-ビチオフェン拡張型ビス(ジオキサボリン)化合物を有機電界効果トランジスタ(OFET)用途のn型半導体として合成しました。分子が層状にならんだ結晶構造が形成されるため、この化合物を使ったOFETでは低い閾値電圧で良好なn型半導体特性が観測されました。我々は、このOFET特性に関して、結晶構造に基づくMarcus理論計算を適用して研究しました。本論文を通じて、ぜひ結晶中の分子配列を眺めてみてください。Link

Looking at crystal structures
makes us feel as if we are in a museum. Molecules are self-assembled to form beautiful crystal structures. In this paper, bis(dioxaborin) compounds containing 2,2′-bithiophene derivatives were synthesized as n-type semiconductors for organic field-effect transistors (OFETs). An OFET fabricated using one of these compounds having a layer-by-layer crystal structure exhibited n-type semiconductor behavior with a low threshold voltage. This OFET performance was studied by theoretical calculations based on the crystal structure. More information can be found in the Full Paper by Katsuhiko Ono et al. Link