名古屋工業大学・小野克彦研究室では、有機分子を設計・合成し、有機パイ電子系に基づく新たな機能を開発します。現在注目している分野は、有機半導体や有機太陽電池といった有機エレクトロニクスおよび超分子ナノチューブに関する研究です。これらの研究を推進して、スマートエネルギー社会の実現を目指します。

研究室ニュース

小野研究室の論文がChem. Asian J.誌のFront Coverに選ばれました (2020-06-06)

小野研究室の論文がChemistry – An Asian Journal誌のFront Coverに選ばれました。 研究論文「Synthesis and Photovoltaic Properties of Boron […]

新メンバーが加わりました (2020-04-01)

新B4として小嶋洋平君と福岡泰地君が小野研メンバーに加わりました。 新型コロナ禍での参加になりましたが、それにめげず頑張って欲しいです。 今後の活躍を期待しています!

日本化学会第100春季年会について (2020-01-15)

日本化学会第100春季年会 (2020)は、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)のため2020年2月26日に中止が決定されました。また、本年会での発表は2020年3月5日(木)の予稿集の発行をもって成立することに […]

3nd FRIMS International Symposium on Frontier Materials (2019-10-21)

2019年11月25–26日に 第3回材料科学フロンティア研究院国際シンポジウムが名古屋工業大学で開催されました。当研究室からは、松岡拓哉君、森義貴君、武田昌之君がポスター発表を行いました。 3nd FRIMS Inte […]

2019年度小野研究室ゼミ旅行 ~箱根湯本~ (2019-10-11)

2019年度小野研究室ゼミ旅行 ~箱根湯本~ 「今年度テーマ(企画書より)」 2019年度の研究活動が始動してから約 10カ月が経とうとしている。就職活動や大学院入試が落ち着き、ようやくメンバー全員が揃って研究に勤しめる […]

研究紹介

研究報告

小野研究室の論文がChemistry – An Asian Journal誌のFront Coverに選ばれました。

究論文「Synthesis and Photovoltaic Properties of Boron β-Ketoiminate Dyes Forming A Linear Donor-π-Acceptor Structure」Link
素増感太陽電池の受光層は、「ひまわり畑」のイメージとして見ることができます。酸化チタン電極を覆う色素増感剤がひまわりであり、それが太陽光を吸収します。Front Coverに採用された絵はその様子を描写しています。本論文では、直線形のβ-ケトイミネートホウ素色素を合成して色素増感太陽電池に使用しました。この外部量子効率(IPCE)測定で最大変換効率が80%に達し、屈曲した構造をもつβ-ジケトネートホウ素色素の場合よりも効率が大幅に改善しました。本研究は有機ホウ素化合物による新たな色素増感剤を提案するものであり、今後、実用化研究への発展が期待されます。なお、本研究は産業技術総合研究所の舩木敬博士との共同研究によるものです。
A sunflower field is often seen as an image of the active layer of dye‐sensitized solar cells (DSCs). Dye sensitizers that cover titanium oxide electrodes absorb sunlight. In this study, linear dyes containing boron β‐ketoiminate were synthesized and applied to DSCs. Their maximum incident photon‐to‐current conversion efficiencies reached 80% and were higher than those of DSCs using boron β‐diketonate dyes with a bent molecular structure. The photovoltaic characteristics revealed the effective process of light absorption–excitation–electron injection. More information can be found in the Full Paper by Katsuhiko Ono et al.