名古屋工業大学・小野克彦研究室では、有機分子を設計・合成し、有機パイ電子系に基づく新たな機能を開発します。現在注目している分野は、有機半導体や有機太陽電池といった有機エレクトロニクスおよび超分子ナノチューブに関する研究です。これらの研究を推進して、スマートエネルギー社会の実現を目指します。

研究室ニュース

第31回基礎有機化学討論会 (2021-09-23)

小嶋洋平君が第31回基礎有機化学討論会でポスター発表を行いました。 キナクリドンやキナクリドンキノンは赤色および黄色の固体であり、溶解度の低さから顔料として主に研究が行われて来ました。小嶋君はキナクリドン類の機能開発を目 […]

~ボクが小野研を選んだ理由~ (2021-09-13)

創造工学教育課程で大学受験するみなさんや、卒業研究でどういった研究室に行こうかと悩んでいるみなさんの参考になればと思い、研究室メンバーからのメッセージ(第三弾!)を掲載します! 最初のきっかけは、二年生の時期におこなった […]

~ボクが小野研で実感したこと~ (2021-07-22)

創造工学教育課程で大学受験するみなさんや、卒業研究でどういった研究室に行こうかと悩んでいるみなさんの参考になればと思い、研究室メンバーからのメッセージ(第二弾!)を掲載します! 自分が小野研に入って実感したことは、大きく […]

~ボクが小野研を選んだ理由~ (2021-07-22)

創造工学教育課程で大学受験するみなさんや、卒業研究でどういった研究室に行こうかと悩んでいるみなさんの参考になればと思い、研究室メンバーからのメッセージ(第一弾!)を掲載します! 自分が小野研を選んだ理由は第一に、研究室体 […]

2021年度スタート (2021-04-06)

2021年度がスタートしました。学生メンバーはつぎのようになっています。 M1 小嶋 洋平、福岡 泰地、渡邉 賢 B4 荒谷 優登、小島 杏介、小林 寛法 2021年度のテーマは「のびのびと研究を楽しむ」です。 どのよう […]

研究紹介

研究報告

小野研究室の論文がChemistry – An Asian Journal誌のFront Coverに選ばれました。

究論文「Synthesis and Photovoltaic Properties of Boron β-Ketoiminate Dyes Forming A Linear Donor-π-Acceptor Structure」Link
素増感太陽電池の受光層は、「ひまわり畑」のイメージとして見ることができます。酸化チタン電極を覆う色素増感剤がひまわりであり、それが太陽光を吸収します。Front Coverに採用された絵はその様子を描写しています。本論文では、直線形のβ-ケトイミネートホウ素色素を合成して色素増感太陽電池に使用しました。この外部量子効率(IPCE)測定で最大変換効率が80%に達し、屈曲した構造をもつβ-ジケトネートホウ素色素の場合よりも効率が大幅に改善しました。本研究は有機ホウ素化合物による新たな色素増感剤を提案するものであり、今後、実用化研究への発展が期待されます。なお、本研究は産業技術総合研究所の舩木敬博士との共同研究によるものです。
A sunflower field is often seen as an image of the active layer of dye‐sensitized solar cells (DSCs). Dye sensitizers that cover titanium oxide electrodes absorb sunlight. In this study, linear dyes containing boron β‐ketoiminate were synthesized and applied to DSCs. Their maximum incident photon‐to‐current conversion efficiencies reached 80% and were higher than those of DSCs using boron β‐diketonate dyes with a bent molecular structure. The photovoltaic characteristics revealed the effective process of light absorption–excitation–electron injection. More information can be found in the Full Paper by Katsuhiko Ono et al.