名古屋工業大学・小野克彦研究室では、有機分子を設計・合成し、有機パイ電子系に基づく新たな機能を開発します。現在注目している分野は、有機半導体や有機太陽電池といった有機エレクトロニクスおよび超分子ナノチューブに関する研究です。これらの研究を推進して、スマートエネルギー社会の実現を目指します。

研究室ニュース

2021年度スタート (2021-04-01)

2021年度がスタートしました。 学生メンバーはつぎのようになっています。 M1 小嶋 洋平、福岡 泰地、渡邉 賢 B4 荒谷 優登、小島 杏介、小林 寛法 2021年度のテーマは「のびのびと研究を楽しむ」です。 どのよ […]

2020年度卒論発表会 (2021-03-01)

小野研究室メンバーの卒論発表会が下記の日程で開催されました。 神取研・志田研・古谷研・小野研合同で開催され、緊張感が漂う発表会でした。 小野研はスーツ着用という気合いの入れ具合(笑)であり、発表もそれに見合った充実した内 […]

2020年度修士論文発表会 (2021-02-17)

小野研究室メンバーの修論発表会が下記の日程で開催されました。 今年のプログラムは無機分野と有機分野の間に入ったため、 例年とは異なる緊張感がありました。 副査の迫先生から鋭い指摘にタジタジする場面もありましたが、 3人と […]

2021年度研究室配属決定 (2021-02-05)

2021年度の研究室配属者が決定しました。 優先配属者2名を含む3名です。 これにより、小野研メンバーは大学院生(M1)3名を含めて計6名です。 2021年度はM2不在の年になりますが、頼もしいメンバーの加入で心強いです […]

2021年度大学院試験について (2020-09-04)

小野研在籍者2名を含む3名が合格しました。 1名は愛知工業大学の学生さんです。 在籍者2名はコロナ禍で試験勉強の時間ができたためか、 無事に合格しました。 正直かなり心配していましたが、取り越し苦労に終わりました・・・。 […]

研究紹介

研究報告

小野研究室の論文がChemistry – An Asian Journal誌のFront Coverに選ばれました。

究論文「Synthesis and Photovoltaic Properties of Boron β-Ketoiminate Dyes Forming A Linear Donor-π-Acceptor Structure」Link
素増感太陽電池の受光層は、「ひまわり畑」のイメージとして見ることができます。酸化チタン電極を覆う色素増感剤がひまわりであり、それが太陽光を吸収します。Front Coverに採用された絵はその様子を描写しています。本論文では、直線形のβ-ケトイミネートホウ素色素を合成して色素増感太陽電池に使用しました。この外部量子効率(IPCE)測定で最大変換効率が80%に達し、屈曲した構造をもつβ-ジケトネートホウ素色素の場合よりも効率が大幅に改善しました。本研究は有機ホウ素化合物による新たな色素増感剤を提案するものであり、今後、実用化研究への発展が期待されます。なお、本研究は産業技術総合研究所の舩木敬博士との共同研究によるものです。
A sunflower field is often seen as an image of the active layer of dye‐sensitized solar cells (DSCs). Dye sensitizers that cover titanium oxide electrodes absorb sunlight. In this study, linear dyes containing boron β‐ketoiminate were synthesized and applied to DSCs. Their maximum incident photon‐to‐current conversion efficiencies reached 80% and were higher than those of DSCs using boron β‐diketonate dyes with a bent molecular structure. The photovoltaic characteristics revealed the effective process of light absorption–excitation–electron injection. More information can be found in the Full Paper by Katsuhiko Ono et al.