研究室ニュース

小野研究室の学生がISAMR 2017国際会議で発表しました。

2017 INTERNATIONAL SYMPOSIUM FOR ADVANCED MATERIALS RESEARCH
会 期   August 18-21
会 場   Sun Moon Lake, Taiwan
ホームページ  http://www.apsmr.org/isamr2017

口頭発表
講演者   ○So Sugiura, Keiji Suzuki, Masahiro Tsuchikawa, and Katsuhiko Ono
演   題   Application of Organoboron Compounds to High Performance n-Type Semiconductors
            and Sustainable Dye Sensitizers

ポスター発表
講演者   ○Fumina Yumioka and Katsuhiko Ono
演   題   Organic Dyes Containing Boron β-Ketoiminate Moieties for Dye-Sensitized Solar Cells

土川将宏君と高尾綾さんの修士論文をまとめた研究論文がRSC Advancesに発表されました。このジャーナルはオープンアクセスなので、どなたでもダウンロードサイトから入手できます。

論文タイトル:Multifunctional organic dyes: anion-sensing and light-harvesting properties of curcumin boron complexes
著者:M. Tsuchikawa, A. Takao, T. Funaki, H. Sugihara, and K. Ono
共同研究機関:産業技術総合研究所
ジャーナル:RSC Advances Link

まこの研究は創造工学教育課程の研究室ローテーションで行われている実習内容のもとになっています。ご興味のある皆さんは是非アクセスしてください。

今月の映画のお知らせです。小野研では毎月第1土曜日を映画の日として映画鑑賞をしています。今月は7月1日に開催します。9時30分から本学1号館大学院ゼミ室(108B室)で行います。さて、今月はどんな映画か楽しみです。ちなみに、これこれまでのタイトルリストを以下に示します。参考にしてください。ではお待ちしています!

2017年タイトルリスト

 タイトル
6  開催済み
5  RE:LIFE
4  マイ・インターン
3   ソルト
2  サバイバー
1  ジュマンジ

2016年タイトルリスト

 タイトル
12   グレムリン
11  ナイトミュージアム エジプト王の秘密
10  Fantastic Four
9  マスク2
8  ルイスと未来泥棒
7  Mr.インクレディブル
6  魔女の宅急便
5  ワイルドカード
4  ハングオーバー
3  ベイマックス
2  魔法にかけられて

 

昨年10月にホームページをリニューアルしました。そのおかげで、「名古屋工業大学 小野研究室」と検索すると、1番最初に出てくるようになりました。これまでは、2番目だったので、皆様に見て頂いた結果です。この場を借りて感謝申し上げます。これからも研究室情報を発信していきますので、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします!

名古屋工業大学 小野研究室 一同

 

H29年度小野研究室の学生メンバーは次の通りです。
今年度は静岡大学から森谷君が合流するとともに、3名のB4が配属されました。
各メンバーの活躍を期待しています!

M2
石河 文康、烏田 諭志、中川 智裕、牧野 雄也

M1
杉浦 壮、森谷 晃一朗(※1)、弓岡 史奈

B4
岡林 修平、佐倉 裕規、松岡 拓哉

研究生
ZHENG Shaokun(※2)

※1:静岡大学 卒、※2:武漢工程大学 卒

平成28年度に下記の学生が学位を授与されました。
学生氏名と学位論文のタイトルは次の通りです。
今後の活躍が期待されます!

学位:学士(工学)
杉浦 壮 アセチレンで架橋されたホウ素キレートの電子物性研究
弓岡史奈 β-ケトイミネートホウ素錯体をもつ直線形増感色素の開発

学位:修士(工学)
鈴木啓司 ホウ素キレートにより機能化されたビチオフェン誘導体の半導体特性
土川将宏 クルクミンホウ素錯体のクロミズム特性と太陽電池特性

小野研究室の学生が日本化学会第97春季年会 (2017)で発表しました。それぞれの発表演題は下記に示す通りでした。

日本化学会第97春季年会 (2017)
会 期     平成29年3月16日(木)-19日(日)
会 場     慶応義塾大学

ポスター
2017年03月17日 15:00~16:30  PC会場(記念館)
 講演番号  2PC-028
 講演者   ○鈴木 啓司・小野 克彦
 演題    n型半導体特性を示すホウ素キレート化合物の固体電子物性

 講演番号  2PC-142
 講演者   ○烏田 諭志・小野 克彦
 演題    酸添加によりアニオン認識を示すマクロサイクルレセプター

口頭講演
2017年03月19日 15:10~15:40  F6会場
 講演番号  4F6-38
 講演者   ○土川 将宏・小野 克彦
 演題    クルクミンホウ素錯体のクロミズム特性を用いたアニオンセンシング

 講演番号  4F6-39
 講演者   ○弓岡 史奈・小野 克彦
 演題    β-ケトイミネートホウ素錯体をもつ直線性の高い増感色素

 講演番号  4F6-40
 講演者   ○石河 文康・横井 寛・小野 克彦
 演題    ビス(ジオキサボリン)誘導体の合成と光学特性

2016年度に学位を取得する修⼠論⽂発表会が下記の日程で開催されます。当研究室で修士を取得する学生の予定は下記の通りです。秘密保持に同意していただく必要がありますが、どなたでもご参加できます。皆様のご参加をお待ちしております!

2016年度物質⼯学専攻(⽣命・プロセス分野)修⼠論⽂発表会
2017年2月20日(⽉) 5212教室

11:10-11:30
鈴⽊啓司
ホウ素キレートにより機能化されたビチオフェン誘導体の半導体特性

11:30-11:50
⼟川将宏
クルクミンホウ素錯体のクロミズム特性と太陽電池特

創造工学教育課程で行われている研究室ローテーションで、生命物質化学分野の第二回発表会が2月7日(火)に開催されました。当研究室では、石川君と松岡さんが実習を行い、下記のタイトルで発表(5分発表、5分質疑応答)を行いました。

今回の主な課題は、①太陽電池色素の純度改善、②スペクトル測定によるセンシング調査、③電極基板の改良による太陽電池の性能向上に関するものでした。調査の結果、とても興味深い知見を得たことが発表されました。これは、パートナーや大学院生とよく相談して課題解決に取り組んだ成果と言えます。

研究室ローテーション発表会(生命物質化学分野)
会 期     2017年2月7日(火) 16:30-
会 場     名古屋工業大学1号館108B室(大学院ゼミ室)

講演題目: センシング機能と増感作用をもつ太陽電池色素の研究
     ~課題の探索と改良法の実施~
講演者: 石川直希

講演題目: センシング機能と増感作用をもつ太陽電池色素の研究
     ~課題の探索と改良法の実施~
講演者: 松岡由佳

実験の様子:センシング機能を調査中の石河君と松岡さん

生命・応用化学専攻で開講する超分子固体化学特論についてご案内します。第2回目(12/13)は実務型教員として、日本特殊陶業株式会社から近藤彩子氏をお迎えして講義を行います。履修登録の有無に関わらず是非ご参加ください。

近藤彩子氏は、日本特殊陶業株式会社 技術開発本部の研究員として、ポリマー材料の研究開発を行っています。近藤氏のお仕事は、固いセラミックス材料と柔軟性のある有機材料を組み合わせた製品を開発するものです。それぞれの素材の良さを知り活かす高度機能化技術は、今後の産業においてその重要性がますます高まると予想されます。

近藤氏は2児の母であり、いわゆる「理系女子」の先駆けです。これからの一億総活躍社会の試金石世代であり、家庭と仕事の両立や会社でのキャリア形成において、さまざまな葛藤があると思われます。このような状況下でも第一線でご活躍されている近藤氏のお話は、理系女子の近未来像としてとても参考になると思います。もちろん企業に興味のある男子学生も歓迎します。

実務型教員講師
日本特殊陶業株式会社 近藤彩子氏
日時:12月13日(火曜日)1,2時限
場所:1号館1階108B室(大学院ゼミ室)

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近藤先生、講義ありがとうございました(2016年12月13日)